勉強の先送り習慣がついていませんか?
定期テストでも、高校入試でも試験前には勉強のスケジュール(計画)を立てますね。
定期テストなら、
- 英語のワークを三回解こう
- 英単語をこの日までに覚えて
- 漢字は2週間前までにリストアップして暗記ノートを作ろう
- 数学はワークの他に問題集もやっておこう
入試なら
- 3年間の過去問をテストまでに最低3回はやってみよう
- 中学の英単語を夏休み中に暗記しなおそう
- 公民の問題集を本番までに2回解いておこう
といった感じでしょうか?
計画を立てる事はとてもいい事です。
勉強の見通しを立てることで不足していることがみつかり、効率が良くなります。
しかしながら予定の多くはその通りいかないものです。
なぜ、スケジュール通り進まないのか?
勉強に限らず計画というのは予定通り進まないものです。
私たちは計画を立てる時に、目一杯を詰め込む、理想の計画を立てる傾向あるのです。
何かトラブルや障害があることを入れて計画を立てるなんてことはしませんね。
しかし、生活していると当然色々なことがおきます。
- 思ったより時間がかかり、あまり進まない
- 体調が悪くて寝込んでしまった、病気になった
- 煮詰まってしまってリフレッシュが必要
それはそれで仕方ありません。そもそも計画はあくまで予定です。
必要に応じて見直していけばいいのです。
正しいスケジュールの見直し方
しかし、計画が上手く行かないからといって放り出してはいけません。
見直してでも最後まで進めることは意味がありますし、放り出すと今までの努力が無駄になるかもしれません。
見直してでも最後まで進める方がいい結果に繋がります。
私たちには計画を見直す時、二つの選択肢があります。
- 今日できなかったことを明日に回し、明日の予定はスライドして明後日に回す方法
- 今日できなった分、翌日以降に分散して遅れた予定を吸収する方法
勉強が苦手な人は前者を選びがちです。「だって仕方ない」そう考えるのです。
そうやって計画が一日、また一日と伸びていきます。
でも、あなたの勉強が計画通りに行かなくても入試の日や定期テストは待ってくれません。
結局準備不足でテストを受けることになります。
成績が思うように上がらない原因は先送りにあるのでは?
勉強もスポーツも努力した分、汗をかいた分しか前に進みません。
80点とれる中学生は80点分の勉強をしています。
60点しか取れないのは60点分の勉強しかしていないからです。
次のテストまで、入試まで、勉強の計画をやりきってみましょう。
やりきってみたらきっと成績は上がります。
計画をやりきるともう一ついい事があります。
それは予定や計画が正しかったかどうかが証明されることです。
やりきらずに終わっている計画だと、その計画が良かったどうかすらわからないはずです。
その結果を踏まえて次はもっといい計画が立てられるようになります。
自分が立てた計画を最後までやりきってテストを受ける
できてない人はまずそこからチャレンジしてみてください。