成績がアップするテスト直前のワーク活用方法
定期テスト前の勉強は教科書とワークだけで充分というお話をしました。
今回は効率的にワークを使う学習方法をご紹介します。
効果テキメンですのでぜひやってみてください。
用意するもの
- ワーク
- 鉛筆(Bまたは2B)
- 赤ペン又はマーカー
- 消しゴム(製図用等よく消えるもの)
繰り返しになりますが、定期テストは教科書とワークから出題されます。
特にワークから多く出題されます。
ワークから試験範囲を繰り返し勉強することが点数を取る近道です。
ワークを繰り返し解く
これがポイントになります。
具体的に説明すると
まずワークを解く
まず、ワークを解きます。
テストと同じ要領で何も見ずにワークを解いてみてください。
出来れば1ページ単位で小さく進んで下さい。
まとめて解いてまとめて採点より、1ページ解いて1ページ採点がベストです。
可能なら、ワークに直接書き込んで下さい。
直接書くとまずい場合はコピーを取る等してください。
ノートやコピー用紙などでもかまいませんが、ワークに直接書き込む事でより理解しやすくなります。
消して書いてを繰り返すので筆跡がつきにくいB又は2Bの鉛筆があると便利です。
出来た問題と出来なかった問題を区別する
採点します。
出来た問題はそのままで構いません。
出来なかった問題、解らなかった問題は問題文に赤ペンかマーカーでレ点など印をつけます。
出来なかった問題を解説を見ながらもう一度解く
間違えた問題はどこで間違えたのか?
解らなかった問題はどうすれば解けるのか 解説を見ながらもう一度やってみます。
これがもっとも大切な勉強です。
成績の悪い中学生はここが出来ていません。
答えを書き写してお終いになっているはずです。
出来ない問題、間違えた問題をもう一度解いてみる。
解けるようになる事が勉強です。
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このステップを繰り返します。
試験範囲の終わりまで進んだら1回転目が終了です。
二回転目に入る
試験範囲の頭まで戻り二回転目に入ります。
出来れば二回転目まではもう一度全問挑戦して下さい。
これはマグレ当たりを回避するためです。
やってみると一度目出来たけど二度目で間違う問題もあります。
採点、解説を見ながら解いてみると同じ手順を繰り返します。
さっき間違えた問題は解けましたか?
解けなかった問題、間違えた問題は問題文に赤ペンかマーカーでレ点など印をつけます。
つまり二回間違えるとレ点が二個つく事になります。
三回転目に入る
三回転目からも全問挑戦してもいいのですが、時間がもったいないので間違えた問題だけでOKです。
レ点が一個の問題、レ点が二個の問題だけを解きます。
三回繰り返すと間違いも減って来ると思います。
間違いが無くなるまでやるのがベストですが、他の教科もありますのでバランスを取りましょう。
少なくとも3回繰り返せばかなり頭に入るはずです。
こうやって間違える問題を減らす事、正解率を上げる事が成績アップにつながります。
注意点
ワークから試験範囲を繰り返すとさすがに問題と答えを覚えてしまいます。
覚えるなというのが無理な相談です。
覚えてしまってかまいません。
ただし、毎回、考える事が重要です。
覚えた答えだけ書くと勉強になりません。
特に選択問題は必ず考えて選択肢を選んで下さい。
答えの選択肢番号だけ記憶しても同じ選択肢と選択肢番号でテストには出ませんので。