イヤイヤ勉強しては損です
きっとご覧になったり、見聞きした事があると思います。
- サッカーが大好きで、毎週サッカー教室を楽しみにしていたA君。
- サッカーは好きじゃないけど、サッカー好きの両親に強制的にサッカー教室に入れられたB君。
同じ年齢ならA君とB君はどちらがサッカーが上手になるでしょう。
間違いなくA君ですよね?
スポーツに限らず勉強も同じです。
もちろんやらないよりはやった方が良いとは思いますが、嫌だ嫌だと思いながらする勉強は頭に入らないものです。
勉強の場合、好きになるのは無理だと思います。
好きでもないものを好きになるのはそもそも不可能です。
せめて嫌いでなくしてください。
それで能率は違います。
勉強を嫌いにならないコツ
どうせ、勉強を好きになれないなら、せめて嫌いでない状況にしようと親子で色々と試行錯誤しました。
物で釣る、一緒に勉強する、テキストを換えてみる、文房具に凝る…..
嫌いなものを嫌いで無くするのは難しいですね。
一番、効果があったのは「終わり」を作るという事でした。
これだけやったら今日は終わり
テスト勉強に限らず普段の勉強にも言える事ですが、「今日はここまで」が決まっているとそこまで行けば楽になれる。
どうせ嫌々やっても、嫌がらずにやってもそこまでいかないと終らないならさっさとそこまで行く方がいい。となるようです。
*出来る量を設定してください。出来ない量は終わりが無いのと同じです。
逆のパターンが「1時間勉強しよう」です。
時間で管理する勉強は時間が来れば終わりが来ます。
時計ばかり気になり、嫌々、ダラダラになりがちです。
今日やるべきことを決める
これだけで、勉強の質が上がって行きます。
保護者の方は、勉強をさせる時にイヤな気持ちで始めなくてもいいように配慮してください。
*ものすごく大変です。私もここが一番苦労します。
そして終わりまで頑張れたら褒めて上げて下さい。
ねぎらいの言葉をかけてください。
「1時間頑張ったね」ではなく「決めた量をこなした」事を褒めてあげてください。
「今日も決めたところまでがんばった」「それを認めてくれている人がいる」
こういった達成感が、勉強への姿勢を変えて行きますよ。
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