勉強しなさい!は逆効果

「勉強しなさい!」と強要しない方がいい

こんな風に書き始めると我家の教育環境がいかに素晴らしいかと言わんばかりですが、実際には半年前まで叱りつけて勉強させていました。
毎晩毎晩叱りつけて無理矢理机に向かわせていました。完全にダメ親です。

勉強しなさい

こんなことをしても成績は上がる訳がありませんし、親子関係は悪くなるばかりです。
一旦、関係が悪くなると、親子といえど修復するのは容易なことではありません。

できれば、親子関係が壊れる前に「お子さんが自主的に勉強をする方法」を見つけて下さい。
叱る、怒鳴るは簡単ですが、いい結果を産むことはありません。

なぜ叱って勉強させてはいけないのか?

あなたは叱られながらする仕事や家事が好きになれますか?
そんなはずはありませんよね。

仕事や家事は大変です、出来ればしたくないかもしれません。
でも、仕事で成績が上がったり、評価を受けたら嬉しくなりますね。
次も頑張ろうと思います。

家事だって家族が美味しいとよろこぶから毎日工夫してご飯をつくり、家をキレイに保つ努力をするのです。

やって当たり前、やらなきゃ叱られ怒鳴られる。
そんな環境ならどうでしょう?

子供の勉強もそうやって考えると叱る、怒鳴るが正しい方法で無いことが解ると思います。
そんな気持ちで机に向かっても学習量は増えないものです。

どうすれば自主的に勉強するようになるのか?

これは人により違うとは思います。
しかし一つ言えることは「進路」を意識するかしないかは大きな違いがあります

高校生になった自分をイメージする

と言い換えてもいいかもしれません。

特に二年生の後半から三年生にかけては「来年の今」なのでイメージが容易です。

  • あの学校に行きたい。
  • あの職業につきたい。

そう意識が働くと行動が変わって来ます。
何のために勉強するか、それは大きな原動力になります。

もしくはあの学校にだけは行きたくないでも良いかもしれません。
成績が悪いと進学先を選べないのです。

娘もスイッチが入ったのが、部活の試合で出会った高校生でした。
「あのユニフォームが着たい」、あの高校に入って部活を続けたいと思ったそうです。

進路相談で今の成績のままでは見込みがないと言われてもあきらめませんでした。
自分からどのくらい成績を上げたら受けられますかと質問していたくらいです。

そこからは勉強に対する姿勢が変わりました。
もちろん、今でも勉強は好きではありません。

少しテレビやゲームを我慢したらあの制服を来て部活を続けられる

そう思うと頑張れるようです。

もちろん、時々自分に負けていますが、その時は家族で「もうひと頑張りしよう!」と声をかけて勉強に戻るように促します。
決して叱ったり、怒鳴ったりすることは無くなりました。

もしも、お子さんが叱らないと勉強しない、怒らないと机に向かわないとお悩みでしたら、一緒に未来の目標を探してみませんか?
行きたい学校、なりたい職業、〇〇君と同じ学校に進学したい。なんでも良いと思います。
部活だけでなく高校の文化祭なんかに遊びに行くのもいいかもしれません。

叱って勉強させるより、遥かに効果的ですよ。
正直、こんなことなら二年生のうちに高校生の部活とか見せてやればよかったと思っているくらいです。

スポンサーリンク
スポンサードリンク336
スポンサードリンク336

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
スポンサードリンク336