努力と結果
成績は学習量と比例します
成績がよくない原因は一つです。
必要な学習量が不足しているからです。
テスト直前は提出物や完成していないワークに追われ、間に合わせるので精一杯。
机には向かっているものの、本来のテスト勉強は出来ていません。
これでは成績が上がる訳がないのです。
テストで成績を上げるにはテストに向けて学習量を上げて行く事が大切です。
もちろん、学習量を上げるには学習時間も必要です。
間に合わないなら、もっと前からテスト勉強を始める必要があります。
参考記事:中間期末テスト対策にフライングは無い
努力と結果を結びつける
テストの成績を上げるには「必要な学習」を「必要な量」する事が近道です。
- テスト前に覚えるべき事をどれだけ覚えたか
- ワークを何回やりなおしたか
やるべきことをやれば成績は必ず上がります。
出来ていないから成績が悪いのです。
一生懸命頑張ってもダメだったらどうしよう?
人間はそもそも、安定を好み、変化を嫌います。
テスト勉強が上手く行かない原因の一つに「頑張ったからって成績が上がるとは限らない」「頑張ってダメだったら自分が傷つく」という否定的な精神作用があります。
これを打ち破るには、努力の量と結果を一度結びつける必要があります。
得意科目からで構いませんので、やるべき事を一度やってみてください。
そうすると「このくらい頑張ったらこのくらい成績が上がった」とイメージが出来ます。
イメージが出来れば、今度はこれくらいやらないと〇〇点取れないという基準が出来ます。
そうすると今度は成績を維持したいので、前回やった学習量や学習時間を自然に確保するようになります。
保護者へのお願い
努力と結果はあくまで前回の成績との比較で評価して上げて下さい。
他の人や平均点数と比べてもあまり意味がありません。
前回のテストより5点でも10点でも上がればそれが努力と結果です。
努力して15点成績が上がったけど平均点を下回った
そんな事だってあるかもしれません。
言われなくたって本人は解っています。
平均点は下回った事は残念ですが、15点伸ばした努力は認めてあげなければいけません。
努力して成績が上がる事が重要です。
足りない点数分は、次のテストで学習量を増やせばいいのですから。