頑張っても成績は上がらない
「こんな成績でどうするの?」「次は頑張る」
テストが帰って来る度、こんな会話繰り返していませんか?
我家もそうでした。しかし、最近はこういった会話はなくなりました。
もちろん、成績が伸びなくて困っている教科はあります。
でも「次は頑張る」という答えは帰って来ません。
今回、歴史が悪かったけど、覚えたつもりのところがアヤフヤだった。次はもう少し暗記に時間が取れるように早めに勉強を始めるよ
と具体的に何をどうするがハッキリしています。
子供がこのように考えてくれるようになるきっかけは私自身(親)が変わった事でした。
勉強はやった分だけ結果が出るもの
我家では親子で相談して、結果で評価をすることは止めました。
試験前に立てた学習計画がしっかり消化出来ていれば、点数は一切問わない
というものです。
試験前にこれだけやると決めてそれをこなせば結果はどうあれ「お疲れさま」「よく頑張ったね」と労うようにしています。
*詳しくは「テストで成績の上がる学習計画」の記事をご覧下さい。
別に何かを狙った訳ではなく、テストの結果に右往左往させられる事に私が疲れたからです。
しかしこれが大正解でした。
この勉強方法に変えて初めての定期テストが終った時の話です。
- 虫食い問題なんて、問題見た瞬間に答えが解った!
- 何度も練習した単語が本番で書けなかった!
- 国語の漢字は全部書けた
- 数学はもう二回くらいワークをしていればプラス10点くらい取れたと思う
嬉しいと悔しいを一杯持って帰って来ました。嬉しいと悔しいは工夫を生みます。
嬉しかった事は次回もこの方法でやってみよう!
悔しかった事は次回は回数を増やそう、もっと早く始めてみよう!
漠然と頑張っても成績が上がる事はありません。
言い換えると漠然とは頑張れません。頑張っているつもりになっているだけです。
人間は結果が出るから頑張れるのです。
小さな結果を育てる
そうは言っても最初から結果が出るはずもありませんね。
しかし最初の結果は成績ではなく学習計画です。
決めたテスト勉強が最後まで出来た….これはこれで立派な結果です。
学習計画をやりきったら褒めて上げて下さい。
全部出来なくても一教科だけでもやりきったら褒めて上げて下さい。
「よく全部やりきったね、自信もって試験受けておいで!」
これだけで子供は報われるのです。褒められて嬉しくない子供はいません。
学習計画をやりきったら必ず成績につながります。
もし結果が悪かったらそれは計画が悪かったのです。子供ではなく私の責任です。
事前の準備(計画)に添って勉強をする⇒成績が上がる
この仕組みが理解出来れば、こどもたちは自主的に勉強に向かいます。