地理、歴史、公民。全てが出来ないと公立高校に入れない?
定期テストでは、出題範囲が決まっていますので集中的に学習や暗記が出来ます。
しかし公立高校の入学考査では3年間に習った事全てが範囲です。
地理、歴史、公民からまんべんなく出題されます。
偏差値の高い高校や競争率の高い高校を狙うのであれば、地理、歴史、公民全てに対策が必要ですが、とにかく公立高校に行きたいという場合なら話は違って来ます。
地理、歴史、公民の配点は都道府県で多少違いはありますが、ほぼ同じです。例えば、地理35点、歴史35点、公民30点等です。
ならばどれが一つ得意な分野を作ってしまうというのはどうでしょうか?
仮に希望している高校に入学するために社会で50点以上が必要だとします。
- 各分野から20点取り60点を目標にする
- 地理が苦手なので公民25点、歴史25点、地理10点の合計60点を目標にする
- 公民で満点の30点を取り、地理、歴史は15点づつの60点を目標にする
戦略はどれでも良いのです。
合格に必要な点数をどうすれば取れるかということが大切です。
苦手を攻略するより、得意を伸ばす事で合格点に到達するならそれで良いと思いませんか?
全て苦手なら公民がおススメ
地理、歴史、公民….好きな分野があればそれを伸ばす事がおススメです。
実力テストや定期考査で点数が取れている分野が解っていればその分野に力を入れるのもアリでしょう。
もしも全て苦手なら公民を伸ばすのがおススメです。
理由は
- 公民は範囲が少ないので勉強し直す負担が小さい
- グラフや資料の値を比較する統計問題など計算が必要な問題が少ない
- 多くの中学では公民は最後に勉強するので、復習するのが容易
- テレビのニュースなどで耳にする単語も多いので勉強しやすい
が上げられます。
上でもお話した通り、公民は地理や歴史に比べて範囲が狭いと言えます。
しかし地理や歴史と同じくらいの出題があります。
要するに勉強する量が他の分野より少ないが、出題される問題数が変わらないという事ですので、勉強の効率が良いと言えます。
公民に集中するなら、公民の問題は全て正解するつもりで勉強しましょう。
受験する都道府県の過去問なども研究してどんな問題がどんな風に出題されるのか傾向も調べておくのも有効です。